ナホトカ号重油流出事故記念碑

福井県三国町にある雄島と越前松島間の海岸道路を走っていると
芝生の広場のようなところに、ぽつんと何か建っているのが見えます。
越前松島の記事はこちら → 越前松島

近付いてよく見てみると‥‥‥。
ナホトカ号重油流出事故記念碑と書いてあります。

ナホトカ号重油流出事故記念碑


ナホトカ号重油流出事故の概要


1997年（平成9年）1月2日、ロシア船籍のタンカー「ナホトカ号」が
島根県隠岐島沖で沈没し、日本海に大量の重油が流出しました。
船首部分と重油が三国町に漂着したため、海岸は真っ黒に汚れ
異臭が立ちこめましたが、全国各地から集まったボランティアや
自衛隊などの必死の回収作業で、ようやくきれいな海を取り戻しました。

きれいになった海


ナホトカ号重油流出事故の1年後に建てられた記念碑には
「多くのボランティアの方々のおかげで美しい海がよみがえった」　と
感謝の気持ちが綴られています。
二度とこのような事故が起きないことを願うばかりです‥‥‥。

三国温泉　望洋楼　　　三国温泉　荒磯亭

ナホトカ号重油流出事故記念碑 2009年7月2日

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